【 web3.0/DAO/ブロックチェーン/仮想通貨/暗号資産/メタバース…等】知らないとマズイ?でもわからない!Web3.0関連の勉強が難しい理由とやってはいけないこと・注意すること【勉強法】

Web3.0について勉強を始めたいけど何から調べるべきかわからない・・・

勉強してみたけどアルファベットとカタカナばかりでアレルギーになりそう・・・

IT技術用語でしょ?難しそうで苦手だな・・・

よくわからないけどビットコインって危なそうで怖い・・・

こんにちは!たびサラです。

Web3.0やらブロックチェーンやらメタバースやら、この数年で新しいワードがたくさん出てきましたね。

勉強してみようと思ってググってみたり、本を買ってみたりはしたものの、結局イマイチ理解できずに挫折した人は多いのではないでしょうか?

さらに仮想通貨やビットコインに対して「なんか胡散臭い」「怪しい」というイメージが付いて調べるモチベーションがないという方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで今回は、Web3.0関連の用語について文系出身の方や、用語にアレルギーを持ってしまった方でも分かりやすいようにざっくり解説していきます!

僕自身も過去に調べてみては挫折・・・を繰り返してきました。

理解するのにとっても苦労した僕だからこそ、同じ苦労をしている方の役に立つ内容になっていると思います。

ぜひこの記事を参考にして、Web3.0を理解する方法を身につけましょう!

はじめに

Web3.0関連の勉強を始める前に、そもそもどうして分かりにくいのか?を知ることと、やってはいけないことを知る必要があります。

まずは”敵を知ること”から始めましょう!

なんでWeb3.0関連のことは分かりにくいのか?

Web3.0関連のことが分かりにくい主な理由は次の3つです。

  1. 目に見えない(実体がない)から
  2. 用語が多いから
  3. それぞれの用語の関連性があいまいだから

それぞれの理由についての詳しい説明はつぎのとおりです。

  1. 目に見えない(実体がない)から

    「Web3.0」という文字から、ITに関する用語ということはなんとなくイメージできると思います。
    りんごとか洋服とかであれば目で見て手で触れることができますが、ITに関することは形がありません。

    さらに、Web3.0関連の用語は技術的な用語が多くを占めます。

    例えば、目に見える物理的なモノを作る技術なら作られていく工程や職人の手さばきを見ることができるので、何がすごいのかが分かりやすいですよね。

    でもITに関連する技術は物理的ではないので技術者が何をしていて、その技術の何がすごいのかが目に見えません。

    普段からIT関連の情報に触れていない人や、技術的な話が苦手な人にとっては苦痛ですね。

  2. 用語が多いから

    Web3.0には主要な用語と、関連用語の量がとても多いです。
    また、ほとんどが新しく誕生した用語のため聞き慣れないものばかりです。

    英文を読むためにはまず英単語を覚えることから始まるのと同じで、Web3.0を理解するためにも同じようにたくさんの新しい用語を覚える必要があります。

    さらに、Web3.0自体がまだ新しいトレンドのため、まだ定義が定まっていないものがあったり、新しい考え方やワードが次々と生まれています。人や本によって定義にブレがあるのも事実です。

    これが理解をすることが難しい原因です。
    せっかく覚えたのに微妙に意味が変わっていることや、新しいワードが出てきて覚え直さないといけなくなってしまいます。

    覚えることが苦手な人にとっては苦痛ですね。

  3. それぞれの用語どうしの関連性が曖昧だから

    Web3.0をネットで検索して、ヒットした内容を見た時、いろんな用語が出てきて、結局何がなんなのかわからない!と混乱した経験がある人は多いのではないでしょうか。

    本を読んで勉強してみよう!と意気込んで本屋に入ってみたものの、棚に並んでいる本の題名を見ると

    「Web3.0とDAO」
    「メタバースとWeb3.0」
    「ビットコインとブロックチェーン」
    「ブロックチェーンとDAO」

    といったように「結局どの用語が、どのように関係しているの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

    結論、「すべての用語が強弱様々に関係し合っている」というのが答えです。

    それなのに用語の全体像、それぞれの関係性についての説明が少ないのが残念なところです。

    調べながら自分の頭の中で関係性を整理できる人にとっては問題ないですが、そうではない人にとっては前段の説明が欲しいのに置いてかれたまま進んでいってしまうため、苦痛に感じてしまいます。

    僕はこの③が最も重要だと考えています。

Web3.0関連のことを理解するときにやってはいけないこと

前項ではWeb3.0関連のことが分かりにくい理由について、3つのことを挙げました。

ざっくりまとめると

「形がなくて」「覚えることが多くて」「用語同士が複雑に関係し合っている」ということです。

このようなことを理解するときに”やってはいけないこと”があります。それは次の3つです。

  1. 用語(文字)だけで理解しようとする
  2. 用語の種類を分けて考えない
  3. 用語同士がどのように関係しているかを考えない

それぞれ詳しく説明します。

  1. 用語(文字)だけで理解しようとする

    実体がない世界のお話なので、文字だけで理解することは難しいです。
    そのため自分の頭の中で「こういうことかな?」というレベルでもいいので、図や絵を作って理解しましょう!
  2. 用語の種類を意識しないまま理解しようとする

    調べてみたり、本を読んでみたりすると、どの言葉も同じ種類、同じレベルのことのように並べられているように感じます。

    種類に関してだと主に次のようなものがあります。

    「概念」
    「仕組み」
    「ある技術によって作られたもの・固有名詞」
    「技術の名称」

    調べた言葉が、どの種類のものなのかを考えながら理解しましょう!
  3. 用語同士の関係性を考えずに理解しようとする

    やってはいけないこと②につながります。

    「技術の名称」は、それ単体では意味を持ちません。

    技術の名称だけではなく、その技術をもとに

    「どんなことが新しくできるようになったのか」
    「どんな新しいこと・ものが作られたのか」

    を理解する必要があります。

    例えば、AとBという用語が並んでいるとしたら

    A ⇨ 技術の名称
    B ⇨ Aという技術を生かして作られたもの

    という関係性があります。

    親子関係で表すと、Aが親、Bが子となります。(BはAによって生まれたもの)

    文系の人間からすると、Aのように技術的な内容はとっつきにくく、Bは目に見えるものなので
    Bばかりに興味が向きがちですが、それを成り立たせるA(技術)を理解しないと何がどうすごいのか、今後他のBが生まれるとしたら、どんなものか?をイメージできません。

    単体で知るだけだと、新しいBが出てくるたびにゼロから理解し直すことになります。

    それでは体力がもたず、理解することに挫折してしまいます。

    いきなり全ての用語を知ろうとしないことが大切です。

    まずは根幹となる主要な用語を理解して、そこから派生する関連用語を枝葉を増やしていくように理解していきましょう。

上記3つがWeb3.0関連のことを理解するときにやってはいけないことです。

じゃあどうやって勉強すればいいの?

どうやって勉強すればいいのかを教えて欲しいのに

ここまで説明を進めましたが、⇧のことを考えている人がほとんどではないでしょうか?

僕が読者でも同じことを考えると思います。笑

でも、その勉強法がいい理由を知らないのと、そうでないのとでは定着度が違うのであえてちょっと遠回りをしました。

最後に、Web3.0を理解できるようになった実際の方法をもとに、オススメの勉強法を教えます。

ぜひ参考にしてみてください!

Web3.0関連 おすすめの勉強法

この記事で最も重要な内容です。

僕はドが付くレベルの文系人間のため技術的なこと、目に見えない抽象的なことを理解するのが得意ではありません。

おそらく僕と同じ感覚を持っている方は少なくないのではないかと思います。

それでも仕事柄、僕はWeb3.0のことを知らないとマズイ環境に身を置いているので、何がなんでも理解しなければならなりませんでした。

そんな僕自身が何度も諦めかけながら自分で実践して理解することができた方法なので、僕と同じ感覚を持っている人にとっても拒絶反応を発生せずに理解することができるようになると思います!

おすすめの勉強法は次の3つです。

  1. 主要ワードと関連ワードを分ける
  2. 用語の種類を分類する
  3. 全体像を図で理解する

どういうことか?それぞれ詳しく説明します。

  1. 主要ワードと関連ワードを分ける

    Web3.0関連の用語には主要なワードと関連ワードに分けられます。

    主要なワードは次の6つです。
    これらが主要ワードであることを把握しておくと、今後勉強を進めていくときに頭に入りやすくなります。

    ・Web3.0
    ・DAO
    ・ブロックチェーン

    ・暗号資産(仮想通貨)
    ・メタバース
    ・NFT


    それ以外のワードは関連ワードです。Web3.0の勉強を進めると必ず出てくるワードです。

    勘違いしてはいけないのが、あくまでも理解をしやすくするために主要/関連ワードに分けているだけなので、関連ワードは理解しなくても良いということではありません。
    いつかは絶対に理解しないといけないものです。

    一気に理解しようとするとかえって難しくなる、というだけです。

    関連ワードの例を下記に挙げます。今後勉強を進めていく上で絶対出会うワードです。

    ・P2P
    ・トランザクション
    ・スマートコントラクト
    ・トークン
    ・プロトコル
    ・マイニング
    ・半減期
    ・ハッシュ値
    ・ナンス値
    ・Defi 他
    ・DEX
    ・取引所/販売所
    ・VR/AR/MR
  2. 用語の種類を意識する

    前項で触れたとおり、用語の種類を意識することが重要だと説明しました。
    ここでは、誤解を恐れずにざっくりした説明と合わせた各主要ワードの種類を下のように定義します。

    ・Web3.0
     次世代のインターネットを表す「概念」

    ・DAO
     新しい組織のあり方を表す「概念」

    ・ブロックチェーン
     みんなで同一のデータを保持・管理することで改ざんを防ぐことができる「技術の名称」

    ・暗号資産(仮想通貨)
     ブロックチェーン技術によって生み出されたインターネット上(取引所/販売所)で取引ができる資産
     =「ある技術によって生み出されたもの」
     
     ※暗号資産と仮想通貨の違いについては重要なので別の記事で説明します。

    ・メタバース
     インターネット上に作られる仮想空間・仮想現実の「名称」

    ・NFT
     ブロックチェーン技術によって生み出された唯一無二であることが証明されているデータの「名称」および「ある技術によって生み出されたもの」
  3. 全体像を図で理解する

    形がなく、数が多く、それぞれ関連し合っているのがWeb3.0(およびその他)です。
    これを文字情報をもとに頭だけで整理するのは難しいことです。

    ぜひ、正解でなくてもいいので自分なりに図として書き出してみましょう。

    間違っていたら都度修正していけば良いです。

    下記が僕が図にしたものです。参考としてご参照ください。
    僕も調べながら「ここは違うな?」と思った時はその度に修正しています。
Web3.0関連の図

全てを盛り込む分かりにくくなってしまうので主要ワードのみにしています。
関連するワードが出たときは、この図の中のどこに当たるものなのか?を考えます。
それぞれのワードの詳細の説明は別の記事で説明しますので、そちらも合わせてご参照ください。

Web3.0関連 おすすめの本

勉強するとなるとやっぱり本を読むのが一番ですね。
ネットで検索したり、ChatGPTで調べることもできますが、それでは知ることはできても、腹落ちさせることまではできないと考えます。

本は、その業界で名を馳せている人、自分の名前を公表するリスクを負って世に出しているものなので、正確性はもちろん、分かりやすさも十分配慮されています。

とりあえず今は手軽に知るだけでよければネット検索やChatGPTで全く問題ないと思います。
ただ、正確性を担保しながら、体系的に詳しく理解する必要がある場合は、ぜひ本で学ぶことをオススメします。

このほかにもおすすめの本があります。
また、何の本を読むべきかも大事ですが、読む順番も大事だと考えます。
他の本と、読む順番と合わせた紹介は別の記事で扱っているので、そちらをご覧ください。

Web3.0の世界観、概念を知りたいときにおすすめ 「Web3とDAO」

Web3.0の何がすごいのか?そもそもWeb3.0って何?と疑問を抱いたときにおすすめの本がこちらです。
Web3.0そのものの辞書的な説明だけでなく、Web3.0を推進しようとしている人たちが考えていること、大切にしている世界観、価値観について詳しく書かれています。

初めてWeb3.0に触れる人にとっては、従来の世界観と離れているため慣れるのにちょっと苦労するかもしれませんが、ぜひ挫けずに読み進めてみてください。


Web3.0関連のことを体系的に知りたいときにおすすめ 「Web3.0の教科書」

ある程度勉強を進めていろんな用語に触れてきたけど、うまく整理ができていない。いろんな用語を知ったことで逆にごちゃごちゃになった!

そんな時におすすめの本がこちらです。

題名の通り、教科書のように体系的に説明がされていてとても読みやすく、理解しやすいです。

ただ、勉強を始めて最初の方にこの本を読んでしまうとボリュームと難しさに圧倒されて読むのが苦しくなってしまうかもしれません。

ある程度まで理解ができた段階で読むことをおすすめします。


ブロックチェーンを勉強したいときに 「最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」

題名の通り、ブロックチェーンおよびビットコインを詳しく知りたい時におすすめです。

巷ではビットコインやイーサリアムをはじめとした暗号資産(仮想通貨)は怪しいという意見が溢れていますね。

確かにハッキングされて資金が流出する事件や、近いものでいうと暗号資産取引所のFTXが破綻した、など不安を煽る出来事が起きているのは事実です。

ですが、それらが何で起きたのか?を知っていれば必要以上に不安がることはありません。
知らない、わからない、もしくは分かりにくいから危ないで片付けてしまうのは勿体無いです。
ビットコイン投資をしなくても全く問題ありません。投資に興味がある人だけがすればいいことです。

でも、当たり前ですが知識として得ること自体にリスクはないので、投資する、しないに関わらず知るべきだと思います。

ブロックチェーンはどういう技術で、何がすごいのか。逆にリスクは何なのか?
ブロックチェーンとビットコインはどういう関係なのか?
なぜビットコイン投資がこんなに盛り上がっているのか?

これらを知りたい人はもちろん、知らない人にもおすすめの本です。


最後に

いかがだったでしょうか?

Web3.0関連のことがなぜわかりにくいか、勉強するときにやってはいけないことから始まり、おすすめの勉強法とおすすめの本を紹介しました。

長くなってしまいましたが、とても重要なことだと思います。

まだまだ少数派ではありますが、Web3.0の流れは少しずつ広がってきています。

テレビやニュースではまだ詳しく説明されていません。なぜなら「わかりにくいから」です。
だからこそ自分で勉強をし、理解する必要があるのです。

実際に、私の職場の人たちでWeb3.0、DAOブロックチェーン、NFTやメタバースを真剣に勉強をしている人はいないです。

知っていること自体がアドバンテージになりますので、ぜひめげずに勉強をしてみてください!

この記事では勉強法ということで入口の入口といった位置づけですが、今後はそれぞれのワードを個別に詳しく説明していきますので、これからもぜひご覧ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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